ソウゾウセカイ

Ivyと申します。ここでは主に小説を書いたりしています。コメントや★を付けていってくだされば嬉しいです。※小説には過激な内容が含まれることがあります。思いつきで書いているので、矛盾している点が多いです。そのため、過去の記事を書き換えることがあります。ご了承ください。

冒険者逹の記録書 第34話 洞窟の中で

Reg
ギーバを出て、フロー村を出て、着いたのは大きな岩の壁。その近くの土を掘ると、
蓋が出てくる。その蓋を開けると、階段が見える。俺はランタンに火を灯し、階段を降りた。

洞窟の中は寒く、暗い。木箱がいくつか置かれていて、その中にはツルハシやハンマーが入っている。地面からは青い石が水晶のように伸びていた。
ここを見つけたのは、俺が8才の時だった。レオンさんとロンドとレージェと『たからさがしごっこ』をして地面を掘って遊んでいる時に見つけたのだ。……あの頃は、楽しかった。4人でいっぱい遊んで、いっぱい笑って。
「……何考えてるんだ、俺」
それをぶち壊したのは、俺だというのに。
10年経った今でも、あの光景が頭から離れない。レオンさんが殺された、あの瞬間を……。忘れられない。忘れてはいけないんだ。俺のせいで、レオンさんは……!
駄目だ。こんな事ばかり考えていても、無駄なだけじゃないか。俺は何しにここへ来た?石を採りに来たんだろう?俺はハンマーとツルハシを木箱から出した。

よし、これくらい採れたならいいだろう。俺は石を袋に詰め、ここから出る準備をして、階段を上る。
「……」
なぜだろう。足が重い気がする。うまく歩けない。何か足に引っ掛かっているのだろうか。そう思いランタンを向けた瞬間、
足を後ろに引っ張られた気がした。
「!」
バランスを崩し、俺の体は落ちていく。頭が地面にぶつかる。意識が、遠のいていく。
『お前のせいで……お前のせいで……』
そんな声がずっと聞こえているような気がした。